DIARY

調子に乗ってみる

先月からジョギングの距離を伸ばしている。
へばることもあったが、
最近少しスタミナが付いてきているような気がする。
疲れの回復が少し早くなっているような気がする。
しかし気のせいかもしれない。

気のせいでも、
しばらくその気になってそこそこ調子に乗ってみることにする。

これからしばらく続く忙しい毎日を、
忙しがらずにジョグを続けてみようと思う。

歩かない程度に、
駆けない程度に、
ジョギングのように時を過ごせるか、
調子に乗ってしばらく実験してみようと思う。




カフェライブツアー終了

今回車で旅したカフェライブツアーは予想以上に濃厚だった。

それぞれの町にその町らしさ、
そのハコらしさがよく分かるいい旅だった。
町によって同じ歌の意味が変わる。
町と町の距離を改めて知ったこのツアーは、
歌と人の繋がりをまた一つ知ったツアーだった。

余韻に浸りたいところだが次の仕事が待っている。


エブリデイ エブリデイ

最近は毎日のジョギングの距離をすこし伸ばしている。
伸ばすほどにこの日記を継続的に書くのがきつくなってきているが、
頑張って書くのである。
ジョギングの距離が長くなったという、
格好の言い訳が自分にできて、
サボろうとしているのかもしれないのである。

ジョギングを始めてもうすぐ3年目に入る。
以前の自分ならここまで継続できている自分を認めるだろうが、
今の自分はそんな気にはなれない。
ジョギングを始める前と違って、
継続しているからいろんなことがなんとかなるはずだ、
という油断が自分に生まれやすくなっている。
そんなことはない。
継続しているからって、
すべてなんとかなってうまくいくということではない。
継続していたってしていなくたって、
ジョギングに関すること以外がうまくいくかどうかは、
同じように分からない。
継続することの落とし穴はそこにあるように最近思う。

しかしそれでも、
ジョギングを丸2年継続していま思うことは、
やはり継続することだけが本当の力になりえるのではないか、
ということ。

新曲「エブリデイ エブリデイ」は6月5日ダウンロード発売開始。
昨日からここで試聴できるようになっています。
極上のエレポップをぜひ聴いてみてください!



距離の芸術

カフェライブツアー前半戦が終了。

山を走る高速道路の先に大きくひらけた町が見え、
それが初めて来た石巻の町だった。
ライブ会場「ラ・ストラーダ」は市役所の近くの商店街にあった。
元は海の近くにあった店に津波で漁船が突っ込んできた。
店を移転し、その商店街で営業を再開したのだそうだ。
初めての町だったのでお客さんが来るがどうか心配だったが、
ライブが始まると満員御礼。
石巻の人たちは歓声で迎えてくれた。
漁師の町だからか、
威勢のいいのお客さんで思わず僕も舞い上がった。
最後の曲で楽器トラブルでノイズが出るようになったため、
すべてのPAの電気を切ってワイゼンボーンと歌を生で演奏した。
お客さんはそれでも合唱してくれて、
キャンプファイヤーのような楽しいひとときとなった。

郡山のカフェ「ラストワルツ」は、
僕が高校生の頃よくうろうろしていた郡山駅前の店が建ち並ぶ路地にあった。
当時こんな店があったらやはり間違いなく通っただろう。
あの頃郡山にはジャズ喫茶やブルース喫茶、
そしてロンドンのパンク・ニューウェーブをプッシュするレコード屋さん、
小さなライブハウスなどがあった。
僕は音楽にいよいよ本格的にのめり込み、
少ない友人たちと毎日のようにそういう場所へ通っていた。
東北新幹線が開通したばかりで、
民放テレビ局も一気に増え、
郡山にいろんな東京的な文化が一気に流れ込み始めた時期だったような気がする。

大人になって郡山で歌うと、
自然に気持ちが高まる。
ややもすると高まり過ぎるので少し冷静に歌おうとしたくらいだ。
やっぱり自分が少年時代に暮らした土地は特別なのだ。
自分が歳を取るほどにそういう感覚が強くなった。
いわゆるノスタルジアというやつだ。
「ラストワルツ」のスタッフや郡山の友人のおかげでお客さんは満員御礼。
一曲目から最後の曲までお客さんと大いに盛り上がって最高のライブになった。
みんなどうもありがとう!

音楽(歌)は時間と場所の芸術だ。
それは距離の芸術とも言えるかもしれない。
時間が経過するほどに、
場所を移動して距離が増えるほどに、
音楽(歌)にいろんな色や匂いや味が充填されて変化する。
そんな音楽をいつまでも奏でていたいものだ。




いいギター、わるいギター

カフェライブツアーのリハーサル。

リゾネーターギターの鳴らし方を一つまた発見してうれしい。
少しずつこのギターのことが分かってきた。
リゾネーターギターの面白さは底が深い

以前ベテランの「バイク乗り」がよく言っていたのだが、
バイクに乗せてもらっているのか、
それともバイクを操り乗りこなしているのかは、
全然違う。
ずっと乗っていて飽きが来ず、
もっと操り乗りこなしたいと思うバイクが、
その人にとっていいバイクなのだと。

ギターでも同じことが言える。
ギターに弾かせてもらっているか、
ギターを鳴らして操り弾きこなしているかは、
全然違う。

同じギターを何年か弾いて、
そのギターの鳴らし方が少しずつ分かってくることがある。
何年か弾いても飽きが来ず、
いろんな面白さを発見できるギターが、
その人にとって良く出来たいいギターなのだろう。



ロックンロール

いま自分がやっている音楽はなにかと問われたら、
まずロックンロールであり、
そしてポップミュージックであり、
なおかつソウルミュージックであると言うだろう。

ぼくの音楽は様々な形があるけれど、
メロディーの楽しさを指向しつつも、
心と身体が躍る音楽でありたいと思ってきたし、
最近さらにそう思うようになった。

一人で弾き語りをやる時も躍るように弾き語りをしたい。
弾き語りであってもロックンロールでありたいと思う。

チャック・ベリーも、
リッチー・ヘブンスも、
ボブ・ブロズマンも、
チャーリー・パットンも
ロバート・ジョンソンも、
ブライアン・セッツアーも、
ギター一本で男女を躍らせる。

ギター一本で男女を躍らせる者たちがロックンローラーなのだ。
それ以上でもそれ以下でもないのだ。



偉大なギタリスト。ありがとう。

先日この日記にも素晴らしかったライブについて書いたボブ・ブロズマンさんが、
アメリカに帰国直後、心臓発作で亡くなった。
まったく信じられないことで、
途方にくれるしかないが本当のことらしい。

先日の曙橋バックインタウンでの打田十紀夫さんとのジョイントライブが、
彼のライブ初体験だった。
リゾネーターギターを本格的に弾き始めた2年ほど前から、
僕にとって彼は本当に久しぶりに現れた音楽のスターだった。
彼の教則DVDはほぼ全部買いそろえた。
教則ビデオを見ているうちに、
その超絶なギターテクニックはもちろんのこと、
人柄や志を窺い知って人として尊敬した。
彼が来日すると知ってすぐにチケットを購入し、
その日を心待ちにしてワクワクしていた。
誰かの音楽ライブでこんなに胸をときめかせたのは、
本当に久しぶりのことだった。

ライブは期待以上に素晴らしかった。
実にソウルフルで、
ギターはやはり超人的だったし、
リズムはすごいグルーヴだったし、
なにより彼はエンターテイナー、ショウマンで、
片言の日本語で気の利いた冗談を言うなど、
ユーモアのセンスがあって、
ライブの後半ではシャイな東京の大人のお客さんを合唱させてしまうなど、
圧巻の大満足なライブだった。

ライブ終了後、
客席でCDを買ったお客さんにサインをしに現れたボブを後に、
僕はいったんお店を出て、
小雨降る靖国通りをしばらく歩いたのだが、
信号三つ分くらい歩いたところで急に思い直してまた店に走って戻り、
息を切らして彼のCDを何枚か買った。
そして憧れの彼に会ってサインをもらってほんの少しだけ話した。
あなたの今日のライブは本当に素晴らしかっただの、
最近僕もリゾネーターギターを始め、
あなたのDVDを見て勉強しているなど、
舞い上がって気の利いたことはなにも言えなかったが、
彼は「ありがとう」と言ってサインをしてくれた。
打田十紀夫さんが、
僕がボブの教則ビデオをほとんど揃えていることを伝えると、
「へええ。ありがとう。」と興味なさそうに返事をした。
それでも僕は有頂天だった。
次に彼に会うときにはもっと食い込んだ話をしようと思った。
しかしもう次に会うことができなくなってしまったのだ。
なんということだ。

あの時信号のところでくるっと方向転換してまた店に戻ってよかった。
ミュージシャンにサインをもらいに走ったのは、
考えてみると生まれて初めてのことだったが、
サインをもらってよかった。
そしてあの時ほんの一瞬だけどボブと話せてよかった。

さらばボブ。偉大なギタリスト。ありがとう。
音楽を志して30年以上になるちょっと偏屈な男を、
こんなにときめかせたのはあなただけです。
やすらかに。






「ファッションアピール」配信開始!

昨日はオリジナル・ラブのニューシングル「ファッションアピール」の配信開始日だった。
約一年前に作った曲がやっと日の目を見るのはこの上なく嬉しい。
人々がファッションアピールして街にもっとときめきが訪れるよう、
願いを込めた。
デビューして22年、
いまだ懲りずに進化しているオリジナル・ラブ。
とんがりまくりの最新シングルは、
スーパーエレクトリックソウルミュージック!
若い人たちにも負けないくらいの新しさを備えたポップミュージックを作ったつもり。
もし気に入っていただけたら音楽好きの知り合いや友達にもお薦めしてほしい。
よろしくお願いします。



ボブ・ブロズマン日本公演

待ちに待ったボブ・ブロズマンのライブに行ってきた。
期待以上に素晴らしいライブだった。
リゾネーターギターを魔術師のように奏で、
ボディヒットでキックの音を出せばバスドラのように太い音がするし、
低音弦をベースのように弾くと本当のウッドベースのような音がした。
ギター一本でドラムの音もベースの音もパーカッションの音も出して、
ひとりで演奏しているとは思えないバンドサウンドのような弾き語りだった。
歌もギターもすべての音がグルーブしてうねってソウルフルだった。

曲もボブがいつもライブでやるおなじみの曲やら、
ジャンゴに捧げるといってジプシージャズをやったり、
キャブ・キャロウェイの曲をやってお客さんと掛け合いをやったりなど、
自分好みの曲で、
なんで自分がボブ・ブロズマンが好きなのかよく分かった。

ツアー中連日あのテンションでやっていたそうだから、
かなりタフだし、一生懸命な人なのだろう。

いい年をしてライブ後サイン欲しさにCDを何枚か買った。
サインが欲しいと思ったアーティストは自分が10代だった頃以来ではないだろうか。

彼はもっと世間に名が知れていいはずの凄いギタリストだが、
名ギタリストというとなぜ、
ライ・クーダーとかクラプトンとかに決まりきってしまうのだろうか。
やっぱりボクサーのように、
なにか物語性みたいなものが必要なのか。

ライもクラプトンも素晴らしいし好きだけれども、
彼らはツキに恵まれていたところも多々あるのだろうと思う。





遥かな土地

人生何度目かのジャズブームが自分に訪れそうな気配がある。

サックスの時やトランペットの時もあったが、
今度はギター。

10代の頃はよくジャズ喫茶に行った。
マイルス・デイビスとソニー・ロリンズが好きだった。
デューク・エリントンも好きだった。

パンクやニューウェーヴを聞きながら、
ジャズも聞いていた。
ニューウェーヴでも、
リップリグパニックやXTC、ラウンジリザースなど
ジャズの影響があるバンドが好きだった。

しかしジャズギターはずっと素通りしてきた。
なんとなくピンとこなかった。
ジム・ホールの「アンダーカレント」、
ウエス・モンゴメリーも「フルハウス」を少し聞いたくらいだ。
ジャンゴ・ラインハルトは20代の頃好きで聴いている時もあったが、
彼のギターが好きというよりも、
彼のムード、叙情性が好きだった。

ジャズは楽器弾きのための音楽かもしれない。
楽器弾きを志す者にとっては、
驚異の音楽だ。
過去の巨人達の演奏を収めたアルバムは宝だ。

彼らの演奏を聴いて、
楽器を極めて到達することのできる遠い遥かな土地があることを知るのだ。




calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>

selected entries

categories

archives

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM