DIARY

夏の色

アルバムマスタリングの修正作業を再開。
音に微妙な味付け、風味を施すようなことをやってる。
微妙なんだが曲の雰囲気を決める、
重要な作業。

台風が残していった強い風の町に、
夏の色の陽射しが射し込んできた。
鉛色の季節の変わり目から抜け出た、
青い空が眩しかったよ。





花が言うには

書き直していた歌詞が書き上がって、
アルバム制作はあと、
歌と少しの楽器を録音するのみとなった。

今年の日本の春がこんなにも特別なものなるなんて、
誰も予想していなかったよね。
あの時から一ヶ月が経って我々は依然と重い空気を背負わされてる。

でもたんぽぽや桜など、東京は春の花が咲き始めた。
我々はここで色を失ったようになっちゃいけない。
花はそう言っているみたいだ。

我々は我々に色を塗らなければならない。
我々の町に花のように目立つ色を塗らなければならない。

花はそう言っているみたいだったんだよ。










急ぎ足

昨日の作業の続きを夕方までやって、
その後また違う曲の歌の録音。
まあまあの歌が録れたがもっといい歌が歌えそう。
ここのところの録音続きでちと疲れ気味だな。
明日調子が良ければもう一度歌ってみるか。
仕事ばかりしている間に、
春が急ぎ足で過ぎてゆく。





桜の見回り

歌詞を書く日。
とても天気がよかったので
夕方、桜が気になり、マウンテンバイクで見回りに。
咲き始めたばかりの桜が多いが、
日当りが良いところに生えている木は、
もう満開になっていた。









その後ファミレスで仕事をしようと思ったが、
節電で照明が暗くしてあり、
字がほとんど読めなかったので帰宅。

いつもの年とは違い、
手放しで喜ぶことのできない、
深刻な問題が積み重なった春だけど、
町はいつものように、
美しくどことなく儚い春の風情があったよ。




桜が咲く頃まで

春が来ている。
もうすぐ桜だって咲く。

そんな当たり前のことを僕は忘れていた。
みんな忘れているみたいだ。

まずは桜が咲く頃まで耐え忍ぶんだ。
まだ動ける僕は「あたらしいふつう」を取り戻そうとするんだ。

そして桜が咲く頃に、
まだ旅を続けている好運を、
今までよりもつよく胸に刻みこみたい。
桜が散ったらそのあとには、
たくさんのあたらしい葉が芽吹いて山や草原を青々と染めるだろう。
きっと命は町の中で今までよりももっと濃い色になっているだろう。

まずは桜が咲く頃まで。






冬に抗って

ひとりソウルショウで歌う曲を選びはじめた。
どういうライブにするか考えている。
ライブで使うアコースティックギターを、
ちょっとばかし改造したので早く弾いてみたい。

今日の東京は冷えた。
ギターの弦を触ったら冷たかった。
町を歩いていると寒くて体に力が入った。
病み上がりの体に少し応えた。
風邪を引いて止まってしまった気持ちのエンジンをかけ直す。
バイクだって冬は点火しにくい。
冬眠する動物だって多い。
寒さは取り囲み、睡魔は押し寄せる。
冬に抗って歩き出さなきゃならん。





明けました!

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします!

正月は雪の京都でゆっくりしていた。
寺を巡ったりしていた。


青蓮院は親鸞が得度したお寺で、
隣にある激混みの知恩院に比べて空いていて、
美しい庭を眺めながら静かな広い畳の間で一休みすることができ、
お茶も出してくれる。


山科の毘沙門堂で毘沙門天に商売繁盛を祈願。
眼の向きや顔が見る角度によって変化する天井龍は、
タッチが荒くいかつい感じでかっこよかった。


宇治の萬福寺は金の布袋様がいる大きな寺で、
静かで落ち着いていた。


今年は少しガツガツしてみようかと思っている。
力のかぎり走って行きたい!






言の落ち葉

東京はやっと寒くなってきた。
青空と落ち葉の川縁の道を自転車で走ると小虫の群れにぶつかった。
二匹くらい食っちまった。
僕が子供の頃は、落ち葉が舞うのは、
もうひと月くらい早かったような気がするのだけど。

落ち葉から辿る遠い記憶。
学校の帰りに友達と落ち葉を踏んで音をさせて面白がった。
校庭の落ち葉を集めて焚き火して焼き芋を焼いて食べた。
今は火事になるからってやらせてもらえないのかな。
安全が確保されるほど遊びはつまらなくなる。

オートバイで紅葉を見に行きたい。
ライディングを楽しむというよりも、
秋の山をゆっくり走って北風に散る言の落ち葉を胸に集めたい。






初めての冬

新しい曲が出来上がってきた。
なかなかいい出来。
ずいぶん時間をかけた曲だからやっと完成形が見えてきて嬉しい。
スタッフと一緒に聴いてにんまり。

アトリエから外へ出たら久しぶりの冷たい空気。
冬の気配が今年は懐かしい感じがする。

今年は暑かった。
暑さにも飽きた年だった。
今年は夏が長過ぎて冬の感覚を忘れてしまった。
だからまるで初めて冬を体験するように、
今年は冬を新鮮に感じるだろう。

来年はまた暑いのか。
年々短くなっていっている気がする寒い季節が、
少しずつ貴重になってきてる。





秋の虫たちも

秋の風が気持ちいい日だったな。
ぼくのアトリエに黄金虫が舞い込んだ。
季節の変化を感じて虫は地中に潜ろうとするのか、
毎年秋らしくなるこの時期にいろんな虫たちがアトリエに入ってくる。

今日のように風の温度と匂いが変わると、
人間たちは心に切ないような感覚を抱く。
ツイッターでそういうつぶやきをよく見かける日だった。
虫たちもぼくたちに似た切ないような気持ちを抱くのだろうか。

ぼくたちの動物としての感覚が夏とは違う行動を起こさせようとする。
嬉しかったり悲しかったり気持ちがゆれ動きがちで、
自然と結びついた生き物としての感覚を実感できる、
今はそんな面白い季節だな。






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