DIARY

祈りの日

また一曲ひとまずの形になった。
昨日作っていた曲とは違うタイプのシンプルな曲。
手応えは良い。
じっくり歌詞を考えたい曲だ。

今週は2曲。
この調子で来週も行きたいものだ。

明日は仙台に花火を見にゆく。
明日の午前中まで雪がふるようだが、
午後は止むという予報。
うまくいくといい。

明日と明後日は、
一年前に起こった震災で亡くなられた方々に、
お祈りする日。





インタビュー

いかにも夏らしい、
陽射しの強い日だったが、
からっと乾いていて爽やかな暑さ。
7月下旬が不気味に寒かったから、
いまの暑さがかえって気持ちよい。

10月にWOWOWで放送される、
この間のAXのフリーライドツアーに挿入されるインタビューを撮影してきた。
久しぶりにインタビューを受け、
普段自分がやっていることについて考えた。
インタビューをされると、
あまり自覚していなかったことに気付いたり、
意外なことを言う自分に驚いたりできて、
なかなか面白い。
インタビューをされなければ、
考えもしなかったことというのはけっこう多い。

あまり同じ質問を立て続けに何十回もされるのはつらいが、
たまにインタビューを受けるのは嫌じゃない。




生き延びる部屋

アトリエの大改装がまだ終わらない。
今回の改装はアトリエをここに構えてから最大の改装になりそう。
改装しながらあたらしい音をイメージしている。

まったく使わないのに、
使うかもしれないと思ってとってあるもの。
まったく使わないのに、
処分し忘れて放置してあるもの。
そういうものを、いっぱい持ちながら生活していたりする。

そういうものを時折処分して、
その後、処分したことを後悔したことはほとんどない。

生物が生活を持続させるように、
部屋も新陳代謝している。
部屋は片付けられることによって生き延びて行く。

使うものと使わないものを区別して処分し、
残ったモノたちをいかに配置するか、
アイデアが試される。

部屋をうまくアレンジすることは、
曲をうまくアレンジすることに似ているなあと、
今日ふと思った。





「生きもの」としての「ふつう」

今日も楽器屋を走り回り、
あたらしい楽器を見て回った。
アトリエの改装がもうすぐで完了する。
改装されれば、
アトリエにとっての「あたらしいふつう」が始まる。

ぼくらが住む町の「あたらしいふつう」は快適なものなのだろうか。
政府、公的機関の中枢が、
これほど実務的実際的な働きができなくなっているのを目の当たりにすると、
「あたらしいふつう」はどうやらなにか、
「ひとりで自分をなんとかできるか」が、
いままでよりももっとひとりひとりに突きつけられるような、
そういうちょっと厳しいところのある「ふつう」なのかもしれない。

でもそういう「ふつう」ならばなお、
ポップスをないがしろにしてはいけないんじゃないかと思う。
ポップスは英雄でもギャングでもない。
ポップスは正しくも強くもない。
ポップスは主義でも思想でもない。
主義や思想が生まれるよりもずっと前からある、
「生きもの」としての「ふつう」を、
馬鹿にしたり、軽く見たり、
ないがしろにしてはいけないと思う。




月とギター

大きな月がおれを見下ろしている。
でっかい月が太陽の光をギンギンに反射して、
眩しいくらいに光っている。
東京の夜が暗くなったから、
月が余計に明るく見えている感じがする。
月の下でジョギング。
今夜はすこし距離を伸ばしたが、
まだ行けそうな感じ。
最初の1キロくらいはいつも苦しいが、
それを過ぎると足が自然に動いて、
なにか楽しいようなしんどいような感じになってくる。
日に日にからだが軽くなっている感じがする。
ギターを弾くとすぐにグルーヴする。

ジョギングの効果なのか、
偶然なのか、
よく分からぬが、
走り始めてから、
ギターを弾くのがさらに楽しいんだ。





アップデート

今日は七夕か。

アルバムレコーディングも終わったので、
やっとSnow LeopardにOSをアップデートした。
レコーディングが長引いたので、
アップデートもずいぶん遅れた。

OSのアップデートは、
前回、前々回とソフトに支障が出て、
ハードディスクをフォーマットして、
すべてのソフトを再インストールするなど、
正常に動くようになるまで2、3週間かかったので、
覚悟を決めてやったが、
今回はどのソフトも支障なく動作し、
拍子抜けするほどうまく行った。

アトリエの環境を少しずつ整備して、
次の曲のイメージを練る準備をする。




落語モードから音楽モードへ

久しぶりに落語を立て続けに聞いた。
新作を何本かと古典を何本か。
三遊亭白鳥の、
金庫がしゃべりだす人情ものみたいな話は傑作だったな。
白鳥のヘンテコな新作ネタは毎回毎回いつもとても面白い。
すごい創作力だな。

落語モードから少しずつ音楽モードに戻し始める。
フリーライドツアーの個人練習を始めた。
歌を歌う身体に少しずつ変えてゆく。
ひさしぶりのバンドアンサンブルが待ち遠しい。
ジャムセッションは音楽の至上の喜びなんだよな。






粋がる奴ら

用事があり、久しぶりに裏原宿を歩いた。
平日ということもあってか、
以前より少し人通りが減っている気がしたが、
今も粋がって洋服を選んでいる若者を見かけ、
なんだかホッとした。
こんな時代になって、
洋服のことなど気にかけてられるか、
安けりゃいいじゃないか、
というような雰囲気も感じられるが、
まだ格好を気にする余裕が若者にあるのは、
なにか嬉しい。

粋がることは時に、
軽薄だとか、いい加減だとか、
不真面目だとか、
そんな印象を人に与えるけれど、
もしそういうことをする自由が若者から奪われていたら、
若者が年寄りに従順過ぎたら、
もしくは、
粋がることさえ忘れるほど、
パワーを無くしていたら、
なんて悲しいことか。

若者にはときに年寄りに不愉快に思われるほどの格好をする元気があってほしい。
服装のことがどうでもよくなるのは、
ある種のパワーダウンなんだよなきっと。





水と油?

ギターダビング、ミックスダウンのシミュレーション。
エンジニアの師匠にまた長々と質問。

なにせオレはミュージシャンだし、
エンジニアリングのことは全然分かっていなかったんだよな。
いや、ぜんぜん分かっていなかったということが分かり始めただけでも大分進歩か。
アマチュアっていうのは、
自分が分かっていないことが分かっていない人のことだ。
自分はけっこう分かった気でいるのが、
アマチュアリズムなんだよな。

ツイッターを見ていると玉石混淆の情報がむちゃくちゃに錯綜して飛びかっている。
情報のアマチュアがいっぱいいる。
僕も含め、情報の素人がリツイートで情報をひっちゃかめっちゃかにかき回している。
情報も、人を煽ろうとするスキャンダラスなデマも、
一緒くたにタイムラインに流れる。

やっぱり情報は大事な情報であればあるほど、
その道のプロフェッショナルに扱われるべきものなんだろうな。

特に今回のような災害の情報はモラルが厳格に問われる。
雰囲気や一時の感情で煽ったり煽られたりするべきではないように思う。
こんなときこそ、情報を扱うプロ、報道のベテランたちに、
プロとしてのプライドを僕らに示してほしいな。

報道は倫理の上に成り立っているようだけれども、
芸術は様々な制約を越え、
時にはモラルさえも越えて、自由に発想されるべきもの。
報道と芸術っていうのは水と油なのかな。





非常な日常

ベースのダビング、その他の作業。
今日も音楽を聴き過ぎて耳が疲れた。
曲を作ってるんだかエンジニアの仕事をしてるんだか分からない作業が続く。
ミックスダウンの方向性もだいたい見当がついてきた。
明日は残り一曲の歌詞をあげる。

仕事が終わると震災や原発の日常にどっぷり浸かる。
日本の人たちみんながいろんなことを感じたり考えたりしてる状況だわな。

声が大きい人の意見ばかりが通って、
小さい声の人の意見が通らないなんて駄目だよな。

被災者の方々のことを思うと心が痛む。
被災地が早く復興することを心から祈るとともに、
仕事できる人は自粛せずに今こそ仕事を頑張らないと。
元気を出さなきゃ話にならない時代が来たよ。

僕はバイクが大好きな人間だから、
そんなに「エコな人」じゃないんだけどさ。
でも原発はもう嫌になっちゃったな。
けれど一昔前の左翼っぽい人みたいに、
その「危険性を宣伝するだけ」、
「批判するだけ」というのもなにか腑に落ちない。
危険な話だけが好きな人ってのも結構いるんだよな。

それよりも実現性があるものとして替わりになるエネルギーはなんなのか。
どれだけの時間とお金と土地と労力が要るのか。
風力が替わりになりそうだって噂みたいな話を聞いたけど本当なのかな。
本当ならなんでそれが実現できないのか。
具体的なアイデアをいくつか知りたいところだなあ。
そういうことを政策として掲げている怪しくない政治家とか企業はあるのか。
僕ら庶民は選挙のときにそういう人に投票することしかできないのかね。

「緑の党」が与党に入っているドイツは、
原発を利用しない方向に以前から動いてるようだけど、
自国でまかなえない電気を外国から買っていて電気料金がやたら高く、
しかもその電気は外国の原発で作られているという話を聞いた。
自国の原発は嫌だけど他国に置いてあればいいってことなのかな?

アメリカでは「スマートグリッド」っていうのがあって、
電気が足りないところと足りているところがすぐに分かって、
足りないところに電気をすぐに流せる仕組みが実現しつつあるらしい。

こういう話って今までどこかタブーみたいな香りがしてたのだけど、
こんな日常になったんだから、
もう「ふつうのこと」として話していいんじゃないのかなあ。









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