DIARY

丈夫な親鸞

吉本隆明さんの「親鸞」の本を読んでいる。
親鸞という人は90歳くらいまで生きたということだが、
これは当時の平均寿命や、
大飢饉や2度の震災や戦争があったりした彼の生きた時代ことを考えると、
驚異的に長生きした人だ。

親鸞という人を知るほど、
おそらくだいぶ体を鍛えていたか、
節制していたか、
丈夫な人だったのではないかと思える。
妻帯して肉を食い厳しい仏教の修行を否定するなど、
徹底した破戒僧でありながら、
やはり若い頃に修行をしていた人でもあり、
実は自らを厳しく律することに長けていたのだろう。
生きているうちにあれほど住むところを変え、
移動して生きた人だから、
自然に体を酷使せざるをえない毎日だったのかもしれない。
当時のお坊さんの実際の仕事であった、
土木、灌漑工事などを移住する先々で発案し人々に指導しながら、
自らも進んでそれを行ったらしい。

親鸞という人の「考え」はなにか肉体的な感じがする。
肉体をフルに使って考えた「思想」のように思える。
著書「教行信証」で長い時間をかけて先人の知恵について考え抜き、
それと同時に、
いまよりも大変厳しかった当時の現実の生活の中で、
自らの体をフルに使って考えた「思想」なのだろう。



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