DIARY

冬のエピローグ

「In 鎌倉」のリハーサルが始まった。
「ひとりソウルショウ」とは違った、
田島流の弾き語りスタイルを作っていくため、
練習をする。
今までやったことのなかった弾き方、
使っていなかった筋肉を使い、
楽器を弾く姿勢も変わったので、
身体の思わぬところが痛くなったりしている。

夜、東京にまた雪が降った。
北国では見飽きている雪景色も、
東京では一年に数回しか見られないショウタイムみたいなもの。
破れた枕から町中に飛び散った羽毛のような雪が、
夜に連なる屋根とビルと入り組んだ裏道をみるみる白く包み込んでゆく。
口に入ってくるほど降る雪の道を滑りそうに歩いていると、
車の通行量の多い車道まで積もり始めたから、
すこし気持ちが浮き足立ったが、
夜更け過ぎにもう一度外に出たら、
雨に変わってしまっていた。

雪が降ったあと、
東京は毎日少しずつ暖かくなって春に向かってゆく。
東京の雪景色は、
冬が最後の力を振り絞って町を寒がらせようとする、
冬物語のエピローグだ。



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