DIARY

テクニックが邪魔する

去年のひとりソウルツアーからハマったブルースハーモニカ。
ソニー・ボーイ・ウィリアムスンIIやリトル・ウォルターなど、
1960年代までの伝説的なハーモニカプレイヤーが好きになって聴きはじめたが、
どうやら現在のブルースハープの潮流は、
超絶テクニックの時代になっているらしい、
フレーズをものすごく速く吹くプレイヤー。
オーバーブロウというテクニックを使って、
ブルースハープで出るとされていなかった音程を出し、
クロマチックハーモニカのようにジャズを吹くプレイヤーも、
当たり前のようにいる。
様々な名プレイヤーの超絶テクニックが研究、解明され、
新しいテクニックが発見され、一般化して、
凄いテクニックを披露するプレイヤーがいっぱいいるようだ。
しかしソニー・ボーイやリトル・ウォルターのように、
その人の個性が滲み出た深く味わいある演奏、
思わず笑ったり唸ったり泣いたりしてしまう演奏を聴かせてくれるプレイヤーは少ない。

ギターリストでも、
凄いテクニックを持っている人のソロは、
凄いテクニックばかり印象に残って、
演奏で表現されるべき人の悲しみや喜び、
面白みが伝わってこない、
ということは多い。

それは曲作りにも言えることなのだろう。
曲作りの難しさはきっとそこだ。
曲を作るテクニックは必要だが、
テクニックは手段であって、
表現されるべき主体ではない。
だからいい曲を作るテクニックなどないのだ。
むしろたくさん曲を作ってやり方が分かってくるほど、
いい曲を作るのは難しくなってゆく。

曲作りを、
経験、テクニックが邪魔することがある。

だから曲を作るのなら、
あれこれ考えたりせず、
怠ける言い訳を考えたりせず、
ギターやピアノに向かってさっさと曲を作り始めるしかないのだ。





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