DIARY

PiLのライヴ!!

PiLのライブに初めて行ってきた。
PiLはぼくが郡山で高校生をしていたとき、
最もよく聴いていた音楽の中のひとつだ。
その頃までに三枚のアルバムを出していた。
特にセカンド「メタルボックス」と、
サード「フラワーズ・オブ・ロマンス」は、
革新的なロック(反ロック)として当時のシーンに燦然と輝いていた。
これらのアルバムによって、
音楽はアートなのだと思った。
PiLが4枚目のアルバム「アルバム」を出す頃は、
パンク・ニューウェーヴへの興味が薄れていって、
黒人音楽へ興味が移っていったため、
「アルバム」リリース時の来日公演は行かなかった。
その後はPiLのライブに行く理由を自分の中に見失ってしまった。

先日のサマソニに行きそびれた悔しさから、
次の日に単独公演があるとスタッフに聞いてすぐに行くことにした。

10代の頃、
ぼくにとって神のような存在だったジョン・ライドンが、
どこかふつうの男としてすぐ前のステージにいて、
不思議な感じがした。
自分もミュージシャンになって、
いちおう同業者として彼のステージを見ているのが、
不思議だった。
生身の彼は高校の時の自分の幻想とはすこし違って見えた。
しかしライブはとてもよかった。
僕が聴きたかった曲はたくさんやってくれたし、
演奏もとてもよかった。
ジョン・ライドンは大人の男としてそこにいた。
一生懸命歌っていた。
ライブを見ているうちに、
ひょっとしたらジョン・ライドンは当時から大人だったのかもしれない、
という気がしてきた。
当時のパンクシーンをとても冷静に見ていたのではないか、
という気がしてきた。
当時高校生だったぼくのほうが、
パンク・ニューウェーヴにロマンティックな思いを寄せていたのかもしれない、
という気がしてきた。
けれどもジョン・ライドンは、
今も自分にとってのアイドルのような存在であることには変わりがない。

とにかく自分にとって、
いろんな意味でとてもいいライブだった。






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