DIARY

2009.5.21(木)

昨日ファミレスにいたら、アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ
の「モーニン」が小さい音でかかって、ぐっと聴き入ってしまった。この曲は
ぼくが十代の頃から大好きな曲だったけれど、何年かぶりに聴いたら、以前と
は各プレイヤーのソロがぜんぜん違って聴こえた。とにかく各プレイヤーのア
ドリブソロがめちゃくちゃご機嫌でノリノリの演奏をしているということが分
かった。トランペットのリー・モーガンもテナーサックスのベニー・ゴルソン
もピアノのボビー・ティモンズも最高。曲が後半にさしかかる頃には、ファミ
レスであるにもかかわらず、いまにも踊りだしそうになるほど足でリズムを取
っていた。
二十歳くらいの頃は、サックスは吹いたことがないしトランペットは触った
ことすらなくピアノもほとんど弾いたことがなかった。いまもそれらの楽器を
一人前に演奏できるレベルではまったくないが、多少かじった経験はある。楽
器を触った経験が、モーニンというジャズの名曲を、ぼくに違って聴こえさせ
たのだろうな。
ジャズは、スポーツなどの「競技」に近い特徴をそなえた音楽なんじゃない
かな。野球をやるみたいに、管楽器演奏が身近な遊びになればいいのにな。
そして車の中で久しぶりにチャック・ベリーを聴いた。やっぱり最高!キー
ス・リチャーズが尊敬するギタリストだというのもうなずける。すごいグルー
ヴなんだよな。ギターの弦はひょっとしたらすこし太い弦を張っていたのでは
ないかと思われる。太い弦をギューンとチョーキングできる指の力。強いグル
ーヴを発生させる歌!いやー、車の中でノッてしまったよ!


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