DIARY

マザーシップ



とある仕事で太陽の塔を見てきた。
前日までの雨が上がって抜けるような青空が広がり、
午前中のピカピカした青空を全身に浴びた太陽の塔は、
公園の木々から体を突き出した寂しい巨人に見えた。
大阪城のほうへいまにも歩き出しそうだった。
太陽の塔のてっぺんの顔は金色に輝く宇宙探査機だ。
おなかの顔は男女が接吻して一つになっている。
太陽の塔を眺めていたら、よじ上ってみたくなった。
太陽の塔は太陽に繋がる巨木だ。
ぼくたちのマザーシップだ。





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