DIARY

沈黙の山

マウンテンバイクで山道を走ってきた。

以前ダウンヒルやクロスカントリーのむちゃくちゃすごい映像を見て、
あれほどまでは走れるはずもないが、
いつか自分のMTBで気持ち良く山道を下ってみたいなあと思っていた。

前日に小雨が降って多少山道は濡れていたが、
当日は雲の間に晴れ間が覗き、思ったほど暑くもなかった。
初心者用のダウンヒルコースは、所々急な勾配があったり、切り株があったりで、
最初は怖かったが、何度か下るうちに少しずつコツが分かってきて楽しくなった。
夏の山を夢中で駆け巡った。

旅の間、ツイッターは一切やらず、ネットもテレビも見なかった。
ぼくの中で沈黙が育って、なにか言いたいことが実ってゆく感覚があった。
人の目を気にせず、自分が感じたことを考え、積み重ね、削ぎ落としてゆくのは楽しい。

商品は、人の言うことを聞くことから始まるのかもしれないが、
芸術は、人の言うことを聞かないことから始まる。
人が感じることからではなく、自分が感じることから始まる。
沈黙の山から始まる。
作者は、制作の最後、作品がほぼ出来上がってから、
人の言うことを聞いてみたりもするかもしれないが、
作品を作っている最中はほとんど誰ともしゃべらず沈黙する。
モノを作ることが楽しい人は、孤独が楽しい人だ。




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