DIARY

飽きない趣味

(左 Guild F50 1973、右 Guild F50R 1977)

 

 

(左 Guild F50 2010、右 Guild F50R 2010)

 

 

ポール・マッカートニーならヴァイオリンベース、
ジミヘンなら右利き用を左利きで使うストラト。
などのように、
ミュージシャンの代名詞になるような楽器がある。

 

僕の場合はそれが、
ひょっとしたらGuildのF50なのかな、
と最近思っている。

 

愛用している1977年製のGuild F50Rは、
新宿の楽器屋で25年以上前に中古で手に入れたもの。
当時好きだったダン・ヒックスが弾いていたのを真似したのだ。
このF50Rでたくさんの曲を作った。
長い間ステージの上で弾き続け、
ボディのトップは割れ、
ブレイシングは剥がれ、
ヘッドとネックの付け根が折れ、
ネックにヒビが入り、
そのほかいろいろなところが壊れたので、
ケースにしまって何年か眠ることになった。

 

しかし最近またF50Rを弾いて曲を作りたくなってきたので、
去年思いきって大掛かりなリペアを行った。
修理に出して半年以上経ってようやく復活した。

 

久しぶりに弾いたF50Rは、
最初あまり鳴らなかったが、
弾いているうちにだんだん鳴りが戻ってきた。
そして凄くいいギターだったんだなと、
あらためてこのギターの魅力に気がついたんだ。

 

F50Rの代わりにライブでいろんなアコースティックギターを弾いていたが、
やっぱり自分にはこのギターがしっくりくるのだと思った。
でもこのギターをステージでまた酷使して、

もうこれ以上ダメージを負わせたくなくなった。

 

そこでヴィンテージではない、
新しいGuild F50Rを購入した。
往年のGuildとはだいぶ違う音色のギターだが、
決して悪いギターではない。
古いGuildの持ち味はかすかに残っている程度だが、
新しい魅力を備えた頑丈なギターだ。
このギターも気に入ってしまい、
ツアーで使うときのスペアにもう一本、
新しいF50を購入した。

 

GuildのF50は厳密にいうと2種類あって、

メイプル・アーチバックなのがF50。
ローズ・サイド・バックなのがF50Rである。

音がけっこう違う。

 

新しく買ったメイプル・アーチバックのF50もすっかり気に入ってしまって、
ついにこのギターのビンテージも欲しくなり、
1973年製のGuild F50を購入した。
ボビー・ウーマックが”Poet”と言うアルバムのジャケットで肩にしょっていたやつだ。

 

つまりF50シリーズだけで4本も所有するという、
ちょっとしたF50マニアになってしまった。
しかしギター屋の人に訊くと、
熱心なGuildマニアは日本にけっこういるらしい。

 

歳をとるほどに、
アコースティックギターに魅了されてゆく。
僕の周りのミュージシャンにもたくさんそういう人間がいる。

 

一生飽きることがない趣味って、

本当に存在するんだなあ。


 

 

 

 

 



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