DIARY

サウンド・オブ・サイレンス

とある鄙びた店に入ったら、
サイモンとガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」が流れていた。
どこにでも流れている、
ダサいもカッコイイも超えた、
希少価値が全くない、
空気のような曲。

そんな曲に興味を持つようになったのは、
パンク・ニューウェーブの、
その裏側にある価値を音楽に見つけようとしていた二十歳の頃。
人はみんな静寂の音を聞いている。
誰もが持っている普遍的な特殊性だ。
僕はいつもそういう曲が書きたいと思っていた。

その店で次にかかった曲が、
パーシースレッジの「男が女を愛する時」。
以前は興味がなかった曲だが、
この間見たマスルショールズのドキュメント映画の影響もあって、
最近大好きになった曲。
今度どこかで歌ってみようかな。

イージーリスニングと言われる音楽は、
ときになんだかバカバカしく聞こえる。
でもバカバカしくてなにが悪い。
バカバカしい自分にピッタリではないか。
そういうバカバカしさに向けて、
作家の全精力全技術が注がれた名曲が好きだ。



 

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