DIARY

マイケル

ゆっくりと、
大きな岩を少しずつ転がすように、
アルバム制作が始まっている。

作業の休憩中にマイケル・ジャクソンの昔のを聞いてたら、
あまりに素晴らしくて踊らずにいられなくなって少し踊った。

マイケルの"Off the Wall"は、
ビートルズの"Rubber Soul"やスティーヴィーの"Key of Life"と同じく、
ポップスの金字塔的アルバムだと今更実感した。
第一線のミュージシャンの演奏。
クインシー・ジョーンズの素晴らしいオーケストラアレンジ。
マイケルの歌と曲のアイデア。
どれも完璧。
ワールドカップとかオリンピックみたいな、
世界的プレーヤーの実力が結集したようなアルバムなんだよな。

"Off the Wall"がヒットしていた1979、80年頃、
僕は中学生で、
ニューウェーブ、パンクに興味を持ち始めていた頃だった。
マイケルはヒットし過ぎていて、
カッコいい曲だとは思いながらも興味をそそられなかった。

パンク・ニューウェーブの人たちがよく言っていた、
「楽器が下手でもバンドができる」
という言葉がクールに聞こえた時期だった。
マイケルはあまりにもプロフェッショナルだったんだよな。
でも実際は、
セックスピストルズやクラッシュやスペシャルズは、
楽器が下手というわけではなかった思う。

スリラーやビリージーンは音楽よりもMVの映像のインパクトが強かった。
あの頃はMVが普及し始めた時期。
マイケルはミュージシャンとしても一流だったが、
ダンスパフォーマーとしても一流だった。

ミュージシャンとして第一線の技術を持つことだってほとんどできないのに、
彼はそれだけでなくダンサーとしても一級品だったのだから、
とても珍しい人物だ。
そういう人だけが発想して実現できることとして、
あの「スリラー」があったんだよな。
マイケルがゾンビになるというアイデアは、
当時そんなにマイケルに興味がなかった僕も感動した。
マイケルがグラミーかなにかのショーに出演した時の、
ビリージーンのパフォーマンスには震えが走った。

実はクインシー・ジョーンズの仕事を確認しようとして聞いた"Off the Wall"だったが、
マイケルに圧倒された。

マイケルの影響を強く受けていると思われるファレル・ウィリアムスもいいが、
マイケルは特別だ。







 

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