DIARY

ポップスのメロディとコード、ビートルズ

10代の頃にジャズを少しかじったものだから、
曲を作ったりコピーしたりアレンジしたりしているときに、
いつの間にかテンンションコードを入れている。
しかしこれがポップスにとって良くないことがしばしばある。

近頃たまにその教本を読んだりしているジョー・パスのコード展開は、
難解だが追ってゆけば腑に落ちるところがある。
自分が知っている気持ち良いコードワーク、その展開を、
とことんまで突き詰めるとこういうこともできるのか、
という具合に。

ところがポップスは、
ジャズよりもブルースやゴスペルの延長線上にあり、
その普遍性において、
もう一歩踏み込んだ曲作りの完成度が求められる。

そういうことを再認識させる仕事が、
今日一区切り付いて、勉強になった。

ポップスは、
メロディにも和音にも引き算が必要だ。
足してばかりいると、
複雑すぎたりクドかったり甘過ぎたりで、
曖昧なものになってしまう。

いかにテンションノートを抜いてゆくのか。
曲のどの部分の、どのコードにテンションノートを入れるのか、
逆に抜いてしまうのかは、
曲作りにおいて時々センシティブな問題になり、
センスの発揮のしどころだったりする。

ビートルズはそういうところもすごく上手かった。
最小限のコード展開、テンションノートで、
メロディーを最大限に引き立てる。
反対に部分的に大胆にテンションコードを入れる。

ジョンとポールという二人体制が、
あの選び抜かれたメロディーと和音の構成に、
効果的に働いていたのではないか。
おそらく古いジャズも聴いていただろうポールが、
そういった影響のもとに作った曲にテンションノートを入れ過ぎていたら、
この曲の重要部分であるこのコードはもっとシンプルにした方がいい、
などとジョンが指摘する、
といったふうに。

憶測に過ぎないのはもちろんだが、
ただ、 一人だけで考えたら、
あのような曲の形にならないと思うのだ。

それにしても僕は人生で何百回ビートルズのことを考えれば気がすむのか。







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