DIARY

ダイアトニックハーモニカ奏法の新たな展開

10ホールズハーモニカに、
本来は鳴るはずのない音を鳴らすテクニックとして、
オーバーブロウという技があり、
最近のダイアトニックハーモニカ奏者は当たり前のようにこれをやっている。
ブルースハープはこの技を使うとクロマチックハープのように、
全音階を吹くことができる。
70年代頃から世界のトップ奏者の間で使われはじめた。
このまだ発見されたばかりのテクニックが徐々に一般的になってきて、
様々な試みがトッププレイヤー達によってされ始め、
ダイアトニックハーモニカ奏法は、
近頃新しい世界が開けてきている。
しかしとても難しいので僕にはできるわけがないとハナから諦めていた。
ところが最近かろうじてその音が鳴るようになった。
鳴ったと思ったら鳴らなくなり、
もう一度吹いたら鳴ったり、
そんな感じだ。
どうやらブロウベンドを6番穴以下の穴に無理矢理かけてゆくと、
ある時点でリードが裏返ったようになって吸いリードが鳴りだす、
という感じのようだ。
上手い奏者はこれをいとも簡単にさりげなくやっていて、
唖然とする。
これを実際の演奏の中でさりげなくやれるようになるには、
あと何年かかるのか、
気が遠くなるが、
メインの練習に加えて、
気がついたときに少しずつ練習してゆくかな。




Low Keyのハーモニカ

「天国にぶっ放せ」のリハーサル。
曲作りをいったん中断し、
頭の中をライブモードにして歌とギターを練習。
楽しいライブにするぞ!

いずれライブで使う可能性が出てきたため、
Low Keyのダイアトニックハーモニカ、
Marinband Thunderbirdを購入。

以前Low Keyのハーモニカで、
Sonny Boy Williamson II が素晴らしい演奏をしてる映像を見た。
低い和音を刻んでバンプを続け、
興に乗って手を使わずに口にハーモニカをくわえて見事に演奏し、
鼻の穴でハーモニカを吹く曲芸まで披露する。
ハーモニカを知らない人でもあっと驚く演奏はさすが。
凄い演奏をしながらもとぼけた味わいがあるのが彼の良さだ。

このLowKeyのハーモニカ、
たくさん息を使うので吹くのは少し大変だが、
低い音でバンプをやっていると面白くてトランス状態になり、
時間を忘れる。
低いキーのハーモニカをもっと揃えたくなった。





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