DIARY

見逃しちまった。

今年の5月にNHKで放送された「ハーバード白熱教室Justice with Michael Sandel」
第6回「動機と結果 どちらが大切?」を録画してたのを忘れていて今頃見た。
この回は難しい複雑なイマヌエル・カントの思想、
主に著書「人倫の形而上学」を丁寧に検証してゆく回だった。
「自由」と「普遍性」についてのカントの考えは、
ポップミュージックに携わっている自分にとって興味深かったし、
なぜ人の命は尊重されなければならないのか、
なぜ自殺は許されない行為なのか、
自由を厳しく突き詰めて考えてゆくとどう説明されるのかなど、
ぼくらの実際の生活に照らし合わせながら、
一つ一つ大事に論じられていて、
難しかったけれどとても面白くて興奮しちまった。
この番組は今年の4月に始まって6月に既に終わってしまったようなのだけれど、
ほとんど見逃してしまったんで、
再放送するかDVDでリリースするかしてくれないかなあ。
「龍馬伝」とこの番組は自分でアーカイブしておきたいなあ。





2010.2.18(木) 

ハーフパイプの競技をテレビで見ていた。
高々とボードでジャンプする彼らを見て
自分も空中に放り出されるようなスリルに心が躍った。
アメリカの選手達の演技はすごかったな。
高く飛び過ぎてるから、観ているこっちが冷や冷やした。
危険と隣り合わせの演技だからこその面白さがあるんだよな。
闘牛士とか、冒険家とか、Moto GPのレーサーとか、格闘家とか、
リスクが高いスポーツは、
やる方にも観る方にも夢中にさせられる魅力のようなものがあるみたいだ。

それにしてもハーフパイプの選手達のプロテクターが小さすぎるように思えた。
モトクロスでは首にネックプレイスをしたり膝にニープレイスをしたりして、
転倒した時の衝撃に備えるのが一般的になっているけれども、
ハーフパイプの選手たちは頭に小さいヘルメットをかぶって、
あとはブーツを履いているだけみたいに見えたのだけど大丈夫なのかな。
国母選手は一回目の滑りの時、顔面から転んで口のところを切っていが、
普通の人間が同じ状況で転倒したら、
軽い怪我では絶対にすまされてないよな。
コジャレて生意気そうに見える彼らのファッションの下にも、
鍛えまくった勘のいい肉体がバネのように動いているのだろうな。


2009.11.5(木)

やっぱ日本シリーズ面白れえ!最高。毎日ドラマがあってすげえ盛り上がりだ。今
日の最終回の亀井と阿部の連続ホームランでサヨナラはヤバすぎた。久々にテレビの
前で「よっしゃあ!」って叫んだ。こころの中のジミヘンがAのシャープドナインス
をジャカジャーンと弾いた。日ハムも粘っていたけれど巨人がかっこ良すぎた。
ぼくが子供の頃は、王さん長島さんが現役で、クラスの男子全員が巨人の野球帽を
かぶっていて、男の子ならほとんど誰もが将来は野球の選手になりたいと思っていた。
王さんが756号のホームランを打ったとき、800号のホームランを打ったときの興
奮はいまでも覚えている。物心つこうが誰かに諭されようが大人になろうが野球をあ
まり観なくなろうが、やっぱりずっと巨人ファンなんだ。ああおれもいまの巨人と一
緒に頑張りてえ。おれのこころの中の阿部よギターをかき鳴らせ!今回の日本シリー
ズの盛り上がりでまたプロ野球中継がゴールデンタイムに復活しないものかな。原監
督かっこええ。

2009.10.21(水)

ドラマ「相棒」がすごい人気だったり、「容疑者Xの献身」だとか、刑事ものが人
気があるようだ。ということで、オリジナル・ラヴの来年早々のツアー“Holeshot
Tour"も昨今の刑事ものの流行りにあやかり、刑事(でか)系でいこうか、前向きな
検討が始まった。サブタイトルをつけて、"Holeshot Tour〜妄想刑事(もうそうでか)"
にしようか、思案中である。
刑事ものドラマは、ぼくが子供時代から何十年もずっと切れ目なく続いて放送され
ている。大きく捉えれば、「暴れん坊将軍」や「水戸黄門」など、時代劇などもほと
んど刑事ものドラマの一種と言えまいか。日本人は、刑事ものドラマが大好きなので
ある。ぼくも「怪人二十面相」をはじめ、「非情のライセンス」、「特捜最前線」、
「西部警察」など、子供のときから推理もの刑事ものが大好きだった。とくに「太陽
に吠えろ!」は、ぼくの人格形成に強く働きかけた番組である。初めて芸人のゆうた
ろうさんを見たとき、深く深く共感した。初めてカーティス・メイフィールドの「ス
ーパーフライ」を聴いた時、心がひどく躍動したのはきっと、カーティスのサウンド
に「太陽に吠えろ!」を聴いていたからだ。大野克之さんや木下忠司さんの音楽は、
自分の無意識に強く働きかける、ひょっとしたらぼくにとってのルーツミュージック
なのかもしれない。
オリジナル・ラヴの次期ツアーが「刑事もの」になるかどうかは、非常に不確かで
ある。どこが刑事ものなんだっつーの、というふうになる可能性は極めて大である。
しかし今日ぼくは、刑事ものの新曲を確かに書いた。この曲を“Holeshot Tour〜妄
想刑事(仮)"でやるかどうかも、いま検討中である。

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