DIARY

マーキームーン

気持ちいい秋空が広がっていたから自転車でアトリエへ。
そして歌入れ。
何テイクか良いのが録れたけれど、
違う歌い方をしてみたくなったので、
あしたもう一度トライしてみる。

僕が書く曲の歌は、大概力んで歌うと良くないのだが、
いま歌入れしている曲に関しては、
力んで歌うのもアリのようだった
僕にしては珍しい歌入れだ。

自転車で夜の街を走っていると、
ビルの間の低い空に、山吹色の巨大な月が姿を現した。
マーキームーンは僕が帰る方向に浮かんでいたから、
マーキームーンに向かって真夜中にチャリのペダルを漕いだ。






沈黙の山

マウンテンバイクで山道を走ってきた。

以前ダウンヒルやクロスカントリーのむちゃくちゃすごい映像を見て、
あれほどまでは走れるはずもないが、
いつか自分のMTBで気持ち良く山道を下ってみたいなあと思っていた。

前日に小雨が降って多少山道は濡れていたが、
当日は雲の間に晴れ間が覗き、思ったほど暑くもなかった。
初心者用のダウンヒルコースは、所々急な勾配があったり、切り株があったりで、
最初は怖かったが、何度か下るうちに少しずつコツが分かってきて楽しくなった。
夏の山を夢中で駆け巡った。

旅の間、ツイッターは一切やらず、ネットもテレビも見なかった。
ぼくの中で沈黙が育って、なにか言いたいことが実ってゆく感覚があった。
人の目を気にせず、自分が感じたことを考え、積み重ね、削ぎ落としてゆくのは楽しい。

商品は、人の言うことを聞くことから始まるのかもしれないが、
芸術は、人の言うことを聞かないことから始まる。
人が感じることからではなく、自分が感じることから始まる。
沈黙の山から始まる。
作者は、制作の最後、作品がほぼ出来上がってから、
人の言うことを聞いてみたりもするかもしれないが、
作品を作っている最中はほとんど誰ともしゃべらず沈黙する。
モノを作ることが楽しい人は、孤独が楽しい人だ。




京都チャリツー

名古屋、大阪でのライブが終了。
クアトロに来ていただいた皆さん本当にありがとうございました。

大阪でのライブの次の日、
一本取材を受けてから京都に立ち寄った。
ぼくのチャリの師匠が、
京都の街はチャリで走るといいと言っていたので、
短い時間だったけれど、MTBをレンタルしてチャリツーしてきた。
天候は曇り時々晴れ。
風もなく湿気もそれほど気にならなかった。
京都に来たらいつも寄っている、
八坂神社近くの「鍵善良房」で黒蜜のくずきりを食べた。
親子丼が美味い「ひさご」にも寄ったが生憎定休日だった。
オフシーズンの平日だから道は空いている。
柳の木が生える川沿いの道を上がって東山付近へ。



三条を蹴上まで緩やかな坂を登って
道の脇にある小さなトンネルをくぐると静かな細い道に出た。



午後の陽が差し込んで穏やかな雰囲気の南禅寺の前を通り過ぎる。
哲学の道へ。緑に覆われた川沿いの砂利道をゆっくり走る。
MTBだから砂利道はなんともない。
ところどころに大きな紫陽花の花が咲いていた。



確かにモノを考えて歩くのにはよさそうな道だ。
外国人の観光客によくすれ違う。
家の近くにこんな道があったら毎日通りたいな。
銀閣寺でいったん自転車を降りて寺を散策。



その後は疏水沿いを北上。
川端通りを西へ渡り松ヶ先浄水場の橋を渡る。
高野川に出たら川沿いの道をどんどん下って
賀茂川を下って京都駅近くまで戻った。
確かに京都は自転車で回るのが楽しいな。
今度はたっぷり時間をとっていろいろ回ってみたいなあ。





2009.12.7(月) 

友達から借りたダウンヒルのDVDを観る。
ダウンヒルは自転車で山を下るスポーツなのだが、
ただふつうに山道を下るのではなく、
道があるのかないのか分からないような、
山の獣道を猛スピードで下る。
丸太を飛び越えたり、
モトクロスバイクのようにジャンプしたり、
断崖絶壁のようなところを自転車で落っこちるように走ったり、
川の上にかかる細い丸太の上を走ったり、
谷をジャンプして飛び越したりする、
命知らずなスポーツだ。
モトクロスをやっている人にたまにダウンヒルをやっている人もいて、
話には聞いていたのだけれど、
これはぼくには逆立ちしてもできそうにないスポーツだな。

エクストリームというスポーツのジャンルがいつの間にか存在していて、
ぼくは最近やっとその存在に気づいたのだけれど、
こういう命知らずなスポーツのジャンルって昔にはあったのかな。
コンピューターゲームのようなバーチャルなゲームが一般的になっているかたわら、
エクストリームのような人間の体力と知力の限界をぶっちぎろうとするような、
リアルすぎるゲームも若者たちの間で流行ってきている。
この二つのゲームの方向性は対極的であるけれども、
同じ時流の中から出現してきたものなんだよな。
そこにはなんらかの理由とか動機のようなものが、
なんらかの気分の反映みたいなものがあるんだろうか。
なんもねえのかなやっぱ。



2009.11.24(火)

最近は自転車を通勤に利用している人たちを街によく見かけるのだけれど、
自分がオートバイに乗っているからか、
彼らがなんであんなしんどいことをするのかよく分からなかった。
峠にオートバイでツーリングに出かけたときに、
人里離れた山の奥深くの舗装林道で突然自転車のツーリングチームに出くわす度、
こんなところまで自転車で来れるものなのかと、
彼らの根性にいつも度肝を抜かされた。

そんなふうに自転車に乗ることについてとくに興味があったわけでもなく、
ただ近場をふらっと走ってこれるような安いママチャリでもあったら便利かなと思って、
ネットですこし自転車のことを調べ始めた。
そこで初めて、自転車の世界がものすごく盛り上がっていることに、
ぼくはやっと気づくことができたんだな。
こんな時代だったのかと!!

MTBとかBMXというのは聞いたことがあったけれど、
流行のクロスバイクだとか、ロードレーサー、フォールディング、フラットバーロードだとか、
なんだかいろんな種類の自転車があって、
メーカーもいっぱいあって、
自転車もピンからキリまで無数のモデルがあって、
目がチカチカしてしまった。
なんじゃこれかっこええなあとか、
これに乗ったらどんな感じなんじゃろとか、
これって長距離は行けるんじゃろかとか、
いろんな自転車に乗ってみたくなってしまい、
興味が沸々とわき起こってきて、
物欲がヤバい状態になってきた。
なにを買ったらいいのか分からなくなって、
頭の中がクラクラクラクラしてきて、
考えがにょろにょろになってしまったので、
しばらくチャリ選びのことは忘れておくことにしたよ。


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